うつ病について

うつ病は“心の風邪”?

うつ病は一生涯に一度でもかかる方が人口の10%もあると言われています。真面目で一生懸命に仕事をする人、息抜きが苦手な責任感の強い人がなりやすいです。

うつ治療の上で大きなウエイトを占めているSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という薬が、わが国で初めて認可されたのが平成11年。当時のわが国では、精神疾患や精神医療への誤解や偏見が根強く、うつ病は単なる怠け者とか根性がないなどとされたり、一方、一生精神科病院に入院しなければならない不治の病といったイメージもあったようです。

そんな社会状況に中で、「誰もが罹りうる病気」という側面を強調して作り出されたのが、「うつは心の風邪」というフレーズだったのです。繰り返しCMが流される中で、うつ病が社会的に認知され、精神科の敷居も低くなりました。それによって、それまで辛い症状を抱えながら受診に至らなかった人々が、医療を受けられるようになったのです。(陽気 「おたすけ応援!心の病」シリーズ25 うつ病 井上隆文著から抜粋)(養徳社刊)

悩む女性

心に症状がでます。

人はネガティブな気持や親近者の死などを体験すると、心が落ち込んだり憂鬱になりますが、多くの場合は時間が解決してくれます。ところが、落ち込んだ気分が長く続きますと、楽しさやうれしさ、悲しみや怒りなどの感情を感じなくなり、むしろむなしさ、空虚感、喪失感を感じるようになり、生活に支障が出てきます。このような状況がうつ状態、うつ病と言われています。

ストレスを受ける脳

今まで心臓の位置にあるとされていた心ですが、最新の脳科学研究によって、脳内にあることが分かっています。うつ病の最大原因はストレスです。生理学者ハンス・セリエ博士が1936年ストレスとは、「何かしらの刺激が加わったときに人間の身体が適応するプロセス」を「ストレス」と表現したのです。

ストレスは「外部からのストレス」「心のストレス」の二種類に分類される

ストレスには大きく分けて2種類あり、疲労や肩こり、腰痛など体への刺激によるものは「身体的ストレス」。仕事の営業不振や他人との摩擦や育児の不安など‼心への刺激によるものは「精神的ストレス」

また自律神経失調症は交感神経が働いて副交感神経が働かない状態でしたが、うつ病は交感神経も働かなくなった状態です。
交感神経も働かないので動くことも出来なくなります。それは、 脳=心 と考えると自分の心を自分でコントロールできなくなってしまったからです。

まじめな人ほど、一生懸命働きすぎてしまい、このままでは体に異常を起こすから、防衛免疫力が働き、活動を制限します。
ちょうど電気の使いすぎによりブレーカーが落ちるようなものです。ですから、自律神経失調症やうつ病はあなたの命を守るためには必要な存在であるとも言えます。肩こりや腰痛といった筋肉の異常硬結や心身に出る症状は、早く治療に行きなさいよ‼と免疫力が働いているという事なのです。

けっして治らない病気ではないのです。まず、あなたがやるべきことは、ストレスから遠ざかり休むことです。疲れたら休養をとり、問題に取り組む。これは自然の摂理です。

うつは生活習慣病と並んでポピュラーな病気

うつ病は一生涯に一度でもかかる方が人口の10%もあり、私はうつ病ではないか?と疑って病院を受診されることはあまりありません。何か体調が変な感じとして、内科を受ける方が多いようです。心臓がバクバクし吐き気があるのです‼といったことで受診しても何も悪い所はないですよ‼とそして自律神経失調症の診断が下されることが多いように思われます。ペインクリニックの場合は、専門の領域ですからこのようなことはないと思います。うつ病の場合も、他の病気と同じように早期発見・早期治療が大切です。

悩むサラリーマン

当院では、「症状」は脳ストレスが原因と考えています。

ストレスは脳で作り出しています。当院のセロトニン活性療法は脳を改善し、セロトニン、オキシトシンを活性化させ自律神経を整えます。それにより心と身体を調整し、症状を改善します。もちろん腰痛や肩こりなどの痛みも改善されます。