不眠について
不眠と不眠症の違いは何ですか?
不眠と言っても、たまたま一晩だけ眠れなかったものから、何日も十分な睡眠が出来なったものまで症状はさまざまです。不眠症か否かは、専門医の受診を受けなければ正確には分かりません。
私たちは毎日睡眠を取っています。
- ぐっすり眠れたという満足感がない
- 寝つきが悪い
- 夜中に目が覚める
- 早朝に目が覚める
このような不眠に悩んでいる人が多いのではないでしょうか?
満足に眠れない日が続いて、身体のだるさや眠気などを実感して睡眠は大事と気づくのではないでしょうか?
通常、人は眠る時にメラトニンという脳内物質を必要とします。これはたんぱく質として身体に入った食べ物が、鉄やビタミンB群などの作用で作られるホルモンです。
セロトニン(幸せホルモン)は夜になると活動を停止し、代わりにメラトニン(睡眠ホルモン)が出てきます。
脳内物質セロトニンの減少・睡眠ホルモンのメラトニンも減少しているためであります。
原因はストレスによる自律神経の乱れ
自律神経は、体内のいろいろな臓器、器官の機能を意思にかかわらず調整している神経です。精神・神経系がストレスにより乱れると判断力・集中力低下、不眠などが起こるとされています。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、脳の働きすぎによるぐるぐる思考で交感神経が過活性になり、脳内でセロトニンが消費され、脳内のセロトニン濃度が低下します。
セロトニンが消費されると、メラトニンが低下し、睡眠や身体のリズムが乱れます。睡眠や身体のリズムが乱れると、自律神経の働きが崩れ、自律神経失調症のような動悸、めまい、頭痛、吐き気、疲労感などの症状が起こります。
そしてセロトニンは夕方になると、睡眠ホルモン・メラトニンに変換されます。セロトニンが多いほどメラトニンは多いのです。幸せホルモン・セロトニンが増えれば、それに連れて、メラトニンも増えます。
通常、人は眠る時にメラトニンという脳内物質を必要とします。これはたんぱく質として身体に入った食べ物が、鉄やビタミンB群などの作用で作られるホルモンです。
セロトニンの栄養素
睡眠ホルモン・メラトニンは幸せホルモン・セロト二ンから作られ、セロトニンはトリプトファンから作られます。脳内のセロトニンは食べたトリプトファンの量に左右されます。必須アミノ酸のトリプトファンは自分たちの身体では作り出せないアミノ酸であり食事で摂ることが必要になります。
- トリプトファン(必須アミノ酸)体内では生成されない為食べ物から摂る。
ゴマ・ナッツ 乳製品 卵 鳥 魚 アボカド バナナ
- 炭水化物
白米 パン 果物 芋類 玄米 胚芽パン バナナ
- ビタミンB群
カツオ節 ニンニク 生姜 レバー 魚類 バナナ
このような食事をとり、リズム運動をすることにより、セロトニンは活性化されます。そして、睡眠時にはメラトニンに変換されます。気を付けていただきたいのは、栄養は材料なので摂るだけではダメで、化学変化させるためにリズム運動が必要になります。
リズム運動は、朝日を浴びながら、ジョギング・ウォーキング・水泳・ラジオ体操・咀嚼・腹式呼吸・ゆったりとした踊りなど、一定のリズムの筋肉運動を5分以上30分以内。
松山市の村上整体療院では、「症状」は脳が原因と考えています。セロトニン活性療法は脳のネットワークを正常に戻し、脳を改善し、セロトニンを活性化させ自律神経を整えます。それにより心と身体を調整し、症状を改善します。
不眠など自律神経の乱れでお悩みの方は、当院の整体を受けて、悩みのない生活を送りませんか?