ストレスについて
ストレスとは
最初に「ストレス」という言葉を使ったのは、生理学者ハンス・セリエ博士でした。1936年にイギリスの雑誌に発表した論文で、「何かしらの刺激が加わったときに人間とからだが適応するプロセス」を「ストレス」と表現しました。
ストレスは脳で感じています。
ストレスは、・適度にあれば、人の営みをエネルギッシュにする良いもの。 過剰になると体と心に様々な悪影響を及ぼします。
ストレスには、大きく分けて二つの種類があります。
- 精神的ストレス・・・人間関係、仕事の成績不振、育児の不安など心への刺激
- 身体的ストレス・・・けが、腰痛、火傷、運動後の疲労など身体への刺激
人が感じる精神的(脳)ストレスには、三つに分けられます。
- 外部からのストレス
- 満足できないストレス
- 人に認められないストレス
ストレスを生かしきれない人
- 呼吸が浅くなり、疲れやすい
- 眠りが浅く、常時眠気を感じる
- 猫背で、姿勢が悪くなる
- 仕事への意欲がなくなる
- 快楽を求めすぎ、買い物やアルコールなどの依存症になりやすい
- 免疫力が低下し、病気にかかりやすい
- ストレス状態が続くと、うつ病などの心の病にかかりやすい
ストレス味方に出来る人
- 集中力が高まり、仕事や勉強の効率が上がる。スポーツでは、最高のパフォーマンスが期待できる。
- やる気が引き出され、ポカなどが減り目標達成の原動力になる。
- 冷水での洗顔など、短時間の身体的ストレスは気分の改善につながる。
- 外からの刺激が新たな興味を引き起こし、イキイキした人生を過ごせる。
セロトニントレーニングでストレスすっきり‼
ストレスを受けると脳内では、思考がぐるぐる回転し、セロトニンを消費してしまい、セロトニン神経が弱って来ているはずです。増やさなければ段々と少なくなってまいります。セロトニントレーニングをすることで、セロトニン神経根が鍛えられ元気になり、セロトニン御放出量が増加し、ストレスを消す作用を高める可能性があるようです。
現代人は時計を目安に生活しているけれど、もともと人間は昼に行動する動物、ネコ科の動物のように夜行性ではなく、昼行性動物なので、太陽が昇ると自然に起きて、食料を探すために自然の中を歩き回り、人とふれあって生きて来ました。その中でストレスになるような出来事があっても、セロトニンという元気の源も、オキシトシンという癒しの物質も、メラトニンという睡眠薬も自分で作っているから、薬に頼ることなく克服して生活をしてきている。だからセロトニンという『特効薬』を自分で作れるように生活スタイルを改善して、トレーニングをして、毎日を元気にイキイキと!
トレーニングの仕方は、朝日に当たりながら歩くなど、ラジオ体操などのリズム運動をすることです。それも30分までにしなくてはなりません。疲れると活性化しないことが研究の結果わかっています。
そこまでしても症状が引かなかったならば、当院には、お役に立てる技術があります。