同じ症状の人が不思議と集まる
原因は残っていたムチ打ち症状でした。
腰痛で来院の方は、日に日に改善を実感されていて、ずいぶん楽になった頃、首を回すと痛いと言い出しまして、検査をしていくと20年前のムチ打ち症状と分かりました。
何年前のむち打ちでも残っていたらいろいろな症状
もう一人の方は、背中の痛みがあり来院していて、背中は軽減してくると、腕が上がらないという症状を訴えだしたので、五十肩にしては少し違うのかな?と言いう方で、本人から病院にて診察していただいて、首からの影響では?と言われたそうで、検査をすると、むち打ちの症状でしたので、30年前にありましたとの事、交通事故を起こしてという事でした。
もう一人の方は、こめかみ、肩などの痛みで来院、病院にてストレス障害と診断されて治療を受けている。病院に通院しながら整体に来ていただいて、8度目にはこめかみ肩の痛みほぼ解消 、首の伸展で後ろに痛みがあり、と言いました。
むち打ち症したことは無いですか?と聞くと20数年前に追突事故で、あったという事でした。
凝り(異常硬結)というものは、分かり易く説明すると、肩が痛い、それを隠そうと肩の痛みの上に腰痛という物が乗っかて、肩こりを隠し、肩こりを感じなくなり、治ったと勘違い、腰痛がそれに代わっているだけ、そして腰痛を隠そうと今度はひざ痛が現れて、腰痛が隠れて、膝痛が出るという風に変化をしていくようです。
膝痛を隠すために今度はひざが変形して、足裏からの衝撃を緩和するために、o脚に変形して重症化するものと思われます。
コリという物は、何層にも重なっているものですから、上から順番に取っていく色々な症状が出てきて、膝痛が良くなると、腰痛が出て、軽くなると肩こりが出てくるという風に、その痛みを除くと、また違う痛みが出るという具合に出てきます。むち打ち症状は経験上一番最後に出るような気がしています。
むち打ち症状を解消するとすべての症状は良い方向へ向かいます。