睡眠障害
睡眠障害の国際分類
不眠のタイプ3か月以上持続する【慢性的不眠】とそれ以下の【短期不眠】
①・一過性不眠 普段の睡眠に問題が無くても、急性のストレスや時差ボケなどが原因で数日間眠れなくなる。治療を受けなくても治ることが多い。
②・短期不眠 仕事や家庭の問題、病気など比較的長期のストレスが原因で1~3週間眠れなくなる。いくつかの睡眠薬を使い分ける。
③・長期不眠 1ヶ月以上眠れなくなる重症にの不眠(不眠症)病気、薬の副作用、加齢、体内時計の乱れなど、さまざまな要因が考えらられる。
良質な睡眠は、メラトニン(睡眠ホルモン)が必要です。
人間を含め、すべての動物は睡眠を取ります。疲労や痛みなど身体的ストレスは、睡眠でしか修復することが出来ないのです。
身体的ストレスを効果的に修復するには「質の良い睡眠」を取ることが大切‼
「質の良い睡眠」とはなんでしょう❓
自分の意志とは無関係に体内いろいろな臓器、器官の機能を調整しているのが自律神経で、「交感神経」と「副交感神経」があります。
交感神経:昼間の活動中や、ストレスを感じている時、(体力・脳を司る)
副交感神経:睡眠中や休憩している時、(調整力、治癒力、免疫力を司る)
睡眠の質が悪いと副交感神経の働きが低下して、身体のあちこちに不具合が生じ、心身の健康を保つことが出来なくなってしまうのです。これが「自律神経が乱れた状態」です。これは交感神経が常に優位な状態を創ってしまい脳は、ぐるぐる思考(常に頭の中でいろいろ考えている)を繰り返し、セロトニンが消費されます。
セロトニンは夕方以降、睡眠や身体のリズムに関係するメラトニン(睡眠ホルモン)に変わります。人は眠るときに「メラトニン」という脳内物質を必要とします。メラトニンは、タンパク質として身体に入った栄養素から作られます。
体内睡眠薬「メラトニン」の合成にはセロトニンが不可欠
メラトニンを正常に分泌されるカギはセロトニンにあります。と言うのも夕方になると「セロトニン」を原料にして「メラトニン」が作られるのです。セロトニンが活性化するほどメラトニンは増えるという事です。
【セロトニンを増やす食材】
1、トリプトファンを含む食材 ・大豆製品・乳製品・鶏卵・ゴマ・ナッツ・バナナ・ カツオ節・アボカド
2、セロトニンをつくるビタミンB6 ・魚類 (サケ・サンマ・イワシ・マグロ・カツオ。サバなど)・バナナ・ニンニク・ショウガ・玄米・豆類
3、セロトニン神経を活発にする炭水化物 ・穀類(ごはん・麵類・パンなど)・芋類・果物
食べるだけではダメで脳幹にあるセロトニン神経根を鍛えるために、リズム運動が必要になります。「よく嚙む」だけで食事がリズム運動になります、「ガムをかむ」など。リズム運動には、歩行やジョギング、ラジオ体操など一定のリズム運動5分以上30分以内。やり過ぎるとセロトニンは活性化しません。
セロトニンを増やすことは、その分だけメラトニンの分泌は増えるという事です。
メラトニンが分泌されると、体温を下げて眠気をもたらします。このメラトニンの働きが、ストレスを解消される「質の良い睡眠」につながるのです。
これらのことをして、睡眠不足と思われる方は、当院のセロトニン活性療法を受けてみてはいかがでしょうか❓ 必ずお役に立てると思っております。
ここまで読んでいただきありがとうございました。 感謝!村上整体療院