歩行要領
歩行の要領によって健康増進につなげていきましょう。
殆どの人は、踵体重になって立っている方が多いのです。
体重が踵に50%、母指球に25%、足指に25%の割合で立っている人は、皆無です。
では本当にバランスの取れた良い立ち方とは、立位から少しずつ膝を屈伸していき、足指に体重がかかった時です。
でもそのような「格好」では歩けません。でも例外があります。
脳梗塞を患った方の歩きかたは、頭に足からの衝撃を回避するために、膝を少し曲げて、頭部を固定したような歩きをして、頭部に衝撃が入らない歩きをしていますね。
現代人は、踵体重の人が多いので、踵からの着地が多く、その衝撃がだんだんと積み重なって耐えられ無くなり痛みとなってきますね。
例えて言えば、川の氾濫に例えると、水かさが増え氾濫します。
コリがだんだん溜まってきて、限界(許容範囲)を超えた時症状が出る。という風に解釈します。
そして土手が壊れます。土手の修復から始まりますから、施術は数回必要になります。ではどのように歩けばいいのか?
一直線上に歩きます。自分の親指の前方に踵が来るように踏み出します、その時に後ろ足は母指球で蹴るのではなく、足の親指先で蹴るのです。
足裏のバランスが悪い人は、これがナカナカ出来ません。
足裏の縦のアーチ、横のアーチが弱い人です。
外反母趾、浮指、偏平足の方々はアーチを鍛えなくてはダメですね。
その方法として机を支えにして爪先立ちや竹踏みをして鍛えてほしのです。
又は、アーチが出来るテーピング法やそれに代わる靴下などを利用して、足指を使う歩行を心がけて頂くと、良い方向に向かうはずです。
by村上整体 感謝!